私ども研恒社は、コロナ環境の中でテレワークを積極的に推進し、今年の3月から在宅勤務を導入しました。
私たちのサービスの中で、「校正・校閲」(原稿にそって正しくデザインやレイアウトされているかの確認)に関わる業務に対し、会社でも自宅でも変わらない精度を求めるために、様々なチャレンジをしてきました。
これまでは、校正校閲は主に出力された紙で行ってきました。
主に下記の3点において、データよりも紙面で業務を行った方が便利だったからです。
・ページ全体を見てレイアウトなどの確認
・原稿の内容に合わせあおり校正
・修正箇所の赤字記入がすぐに書き込める
校正校閲を自宅で行うため、紙を出力しなくとも同様の作業ができるように、プリンターやスキャナーの配布など様々なチャレンジの中で、液晶タブレットを導入することになりました。
(▲液晶タブレットでPDFに赤字を記入)
液晶タブレットの画面サイズを検討を行い、最適なサイズと様々な専用スタンドを試しました。
結果、PDFを液晶タブレットに表示させ、紙出力とほぼ同じ環境を設計することができ、これまでと同じ流れで業務が進められると考えています。
もちろん、アナログ(紙)、デジタル(液晶タブレット)のどちらにも、良い部分と悪い部分がありますので、今後も在宅業務でも最適な作業環境を検討し、実践していきます。